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伝説その5 感動を呼ぶHARU―CONさいたまスーパーアリーナ 2017.03.14

谷真理佳 谷真理佳伝説

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2014年4月5日、HKT48単独公演。前日に開催されたSKE48単独公演において、SKE48としてのお披露目を終えた谷真理佳は、翌日、HKT48の一員として大箱では最期のステージを迎えた。HKT48らしい若さあふれるステージは、移籍を控えているとは思えない笑顔に満ち溢れていた。

 

HKT48

 

恋するフォーチュンクッキー

 

飛べないアゲハチョウ

 

あ~よかった

 

今年の豊富をフリスビーに書く

 

昔の彼のお兄ちゃんとつきあうということ

 

片想いFinally

 

スキ!スキ!スキップ!

 

本当は移籍なんか無いんじゃないのか?と思いたくなるくらいエネルギッシュなパフォーマンスが続く中、41曲目にその瞬間は訪れる。

 

『今、君を想う』

 

中西智代梨と谷真理佳のために書き下ろされた「移籍ソング」である。

卒業ソングだって、メンバー全員に作られるわけではない。

グループ内における二人への期待度合いが、『今、君を想う』の存在に集約されていると言えるだろう。

 

 

指原莉乃のソロパートで始まるこの曲。

『春一番が、吹くように、心の奥が乱れている・・・』

 

そう、悲しいのでも、切ないのでもない。

期待されて移籍することは本人にとっても名誉であり、素晴らしい事のはず…。

でも、苦楽を共にしてきた仲間とは離れ離れになってしまう事は悲しい…。

この複雑な心境は、まさに『乱れてる』なのだ。

そんな心情を切なく綴った歌詞に、声をつまらせるメンバーもいる中で、二人はこの曲をしっかりと歌い上げる。

 

谷を見守る中西智代梨

 

間奏で涙をこらえる谷

 

ソロパートを歌う谷

 

切なさを募らせる田島と村重

 

流れる涙をこらえきれない智代梨

 

指原莉乃のメッセージに聴き入る谷

 

この時ほど谷の横顔を美しいと思ったことはない

 

らぶたんと美桜に抱き締められる谷

 

この感動のシーンは正しく伝説のステージと言えるだろう。

 

その価値を更に高めたのは、HARU―CONからしばらくの間、音源が存在しなかったことがあげられよう。同時期に発売されたHKT48の3rdシングル「桜、みんなで食べた」にはカップリングされず、オリジナルのフルサイズ音源は、同年9月24日発売HKT48の4thシングル「控えめI Love You」にカップリングされるまで待たねばならなかった。更にライブによるパフォーマンスは、2人が移籍したことにより披露の機会が無くなり、翌年1月25日に開催された「AKB48リクエストアワーセットリストベスト1035 2015」において披露(最終日41位ランクイン)されるまで再演の機会が失われていたのである。

 

AKB48リクエストアワーセットリストベスト 1035 2015

 


 

後日談

『今、君を想う』のレコーディングはHARU-CONの前後に行われたのではなく、「控えめI Love You」レコーディング時に行われた。

涙と感動のステージから半年後、急遽HKT48の一員として招集された谷真理佳と中西智代梨。

再び『今、君を想う』を歌うとき、移籍から幾ばくかの時間が過ぎてはいても、募る想いに涙あふれた事は想像に難くない。

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